人生をジャーニーととらえ、主に光と闇、人間の感情と魂の本質を探求している。
近年は蜜蝋を使った、日本では非常にめずらしいエンコースティック(蜜ろう・樹脂・顔料から成る固形絵具を使った古典技法の現代適用)と水彩・油彩や文字等を融合させたミクストメディア作品を主を制作。
「Stars and Desert (星と荒野・砂漠)」シリーズなど、時空を超えた古典の普遍的メッセージと現代のプログラミング言語など現代要素の、新旧両方を織り込んだ温度感のある準抽象的な作風が特徴。
【略歴】 静岡県出身。アーティスト(美術家)。外国語学部スペイン語学科卒業後、国内の地上波民放テレビ局や在ニューヨーク全米ネットワークの日系テレビ局アナウンサーとして入社し取材・インタビューほか、原稿執筆、映像編集、ディレクター業務など制作全般を経験。その後、新聞・雑誌等でフォ トグラファー、編集者として、より視覚的な仕事に携わる。米国大学院ではジャーナリズムと写真を専攻。主にニューヨークとパリでアートを学ぶ。
アート分野に転身後は、主に、人生の光と闇、人間の感情と魂の本質を探求し、近年は蜜蝋を使った、日本では非常にめずらしいエンコースティック(蜜ろう・樹脂・顔料から成る固形絵具を使った古典技法の現代適用)と水彩・油彩や文字等を融合させたミクストメディア作品を主を制作。
これまで米国各地、フラン ス、ドイツ等、主に欧米で発表。個展、企画展、画廊出展によるアートフェア多数。国内外で各賞を受賞している他、近年、米国ブラッシュ・クリーク芸術財団より招聘を受けて渡米し滞在制作なども行った。
作品はパリのヨーロッパ写真美術館や米国のエンコースティック美術館など、公的機関に永久収蔵(パブリック・コレクション)されている他、国内でも企業・団体・個人コレクターに収集されている。
ニューヨーク州立大ほか、米国や韓国の美術大学大学院生や教授、一般向けに講義・講演なども行ってきた。
作品集に『PACTUM』『Gift of Loss』『FAUSTUS』、アーティストブックに『Beyond Time and Space 』他。
「Rising Higher with HIM」Misako OBA
220,000円
[星と荒野・砂漠のシリーズ]より。
このシリーズは、欧米の古典でもあり現代にも適用できる、時空を超えたメッセージを持つ聖書の中から、星と荒野に触れている箇所を選び、文字も抽象的に作品に取り入れているもので、この作品は(タイトルを訳すと、彼(神様)の力をかりて、より高く飛び昇っていく…)」、希望に満ちた詩篇の一節を心に留めて描きました。
人生は、理不尽とも思える予期せぬ困難などが突如やってきたりします。震災や天災による被害、また日常、悩み苦しんでいる人、傷が癒えない人、あるいは立ち直った人にも、更に高く飛躍してほしいとの祈りを込めて制作しました。特に人間の力ではどうしようもないことに直面した時に、どう捉えるのかで幸せ感やその後の生き方も変わってきます。このアートを通して、それまで気づかなかったことなどを発見し生きるヒントにもなることを願っています♡
私のアートは、記憶、思考、幻想、夢、希望、道などの層が重なっています。一つの作品には意図的に、現代と古典とが相互に響き合い、融合させるべく、この作品には、天文学的な計算アルゴリズムである現代のコンピューター・プログラミング言語(コード)もコラージュとして織り合わせています。
科学者や専門家は絶えず研究していますが、それでも私たち人間の理解を超えた見えない何かがあります。私はそれを概念的かつ心理的なアプローチで探求し、絵に反映させています。
「主は心の打ち砕かれた者をいやし彼らの傷を包む。 主は星の数を数え、そのすべてに名をつける。 われらの主は偉大であり、力に富み、その英知は計りがたい。」 (詩篇147篇3〜5)
“He heals the brokenhearted and binds up their wounds. He determines the number of the stars and calls them each by name. Great is our Lord and mighty in power; his understanding has no limit.” – Psalm 147:3-5
……….
鑑定書あり。作品内にサイン、裏にタイトルとサインあり。 後ろにD-Ringとワイヤーが取り付けてあり、すぐ飾れます。
ミクストメディア (アクリル、水彩、金・純銀粉、コラージュ等。キャンバス)