作家紹介
作品一覧
展覧会情報
インタビュー

石田 麻衣

Ishida Mai

日本の伝統文化とされる書道の持つ美しさ。平らな紙面に墨の濃淡や潤渇により生み出される立体感、何も文字を置かない余白を作る事で生まれる間は、空気を引き締め凛とした静寂をもたらす。書道の規律の中に垣間見える自由な創造性を見出し、書道から得た構成を取り入れ、様々な画材を使用する事で伝えたい世界を可視化する。
 
私の目指すアニミズムの精神は、全てのものは自然から生まれ、自然に帰るという自然崇拝の精神性であり、今この世の中に必要であると確信している。古代文明というものは果たしてどの様なものだったのだろうか。我々の想像するように「何もなかった」のだろうか。もしかすると「全てあった」のかもしれない。
 
世界を取り巻く不穏な風潮の根源が、格差による環境にあるのではないかと感じる。無益な争いのない世の中を目指したい。不自由なく便利な物に囲まれた生活の中に足りないもの、古代文明にあって現代にないものこそがアニミズムの精神であろう。
 
そんな何もないところにある全てのものを、今この世の中で補うべく、私は深い瞑想に入り、自分でも気付かないような深い感情を表現すべく感覚の命令に従って筆を取る。
 
太古より現在に繋がる普遍的な真理は宇宙と人を繋ぐと信じ、精神世界を様々な画材、自然から生まれた道具の力を借り、安心して生きられる空間を作るべく制作を行っている。

▼略歴
岐阜女子大学文学部国文学科書道東洋文化コース卒業。
高等学校書道講師。文部科学省後援毛筆書写技能検定最高位1級。
文部科学省後援毛筆書写技能検定1級連合会会長賞受賞。
教職と並行し、書塾を開講主催。
常任理事として競書雑誌の参考手本、昇級試験審査員を務めた。
 
▼現在
高等学校講師を務めながら、絵画制作活動を行う。
 
▼今後の展覧会予定
・月のアート展
2020年9月10日~10月11日
けいはんな記念公園(京都)
 
2020年7月:アンドホステルakihabara
2020年11月:チェコ/プラハ(マネスエキシビジョンホール)
2021年2月:西山美術館

展覧会一覧

ブログ一覧