Kawabata3333です。2007年頃から、絵画と作曲を始めました。独自のシステム「Kawabata system」で制作。
Kawabatasystemの提唱
kawabata systemは、
Kawabata3333 が音楽と抽象絵画を生み出すために設計した、 「作り方そのものを作る」ための仕組みである。
このシステムは、「偶然」と「秩序」を最初の駆動力とし、 形がほどけ、再び結び直されていく過程を通して、 同じ動作の反復からわずかな変化を育てる。 そのゆるやかな往復運動は、息づかいや鼓動のように続き、 世界が微かに自己を更新し続けるリズムに重なる。 作り手の意志だけでなく、素材の性質、動作の反復、時間の流れが 互いに影響し合いながら、作品は自律的に形を変え、 偶然と思考と感覚のあいだで揺れ続ける。 層は単なる重なりではなく、記憶を組み替える装置として働く。 過去の痕跡が応答しながら新しい形を誘発し、 一つひとつの痕跡は計画されぬまま、 しかし確かな存在として現れ、構造の内部で再配置されていく。
絵画においては、鑑賞者の視線が画面上を自然に往復するよう設計されており、 偶然性や層の重なり、痕跡の変化を時間をかけて体験させる。
音楽においては、音の質感、和声、グルーヴの既視感と実験性が、 独自のバランス感覚の中で緊張を生む。 ときに和声と音色の境界が完全に溶け合い、 ピッチ関係がもたらす「調和」よりも、 音の質感の共鳴によって新しい和声感が立ち上がる。 それは、音が自ら秩序を見つけ出す瞬間を聴くことでもある。
kawabata systemは、 計画と偶然が切り離せないまま共に存在する場として、 不確かな状態の中から秩序が立ち上がる瞬間を見つめている。 それは、世界が自らのかたちをわずかに美しく変える、 その呼吸に立ち会う現象である。
私は、創作し続ける事、安く消費されない事、常に良いと思える作品を作れる事をとても大切にしつつも、おそらく割と気楽に生きていますね。作品を気に入って頂けたらとても嬉しいです。