Cozo Cobun
大阪府出身のアーティスト。
1996年のデビュー以来、百貨店を中心に子供そのものをモチーフにした作品を発表してきたが、2009年より現代アートに作品の幅を広げ、自分自身や現代社会を子供という被写体を通して表現する事に挑戦。その訴えかける様な子ども達の瞳は、見る者を引き込む、独特のこうぶんこうぞうワールドを展開。その他、LGBTの講演会やジュエリー・テキスタイルデザイン等、企業とのコラボレーションも手掛け、また、NHK・内閣府主催による「第23回NHKハート展」へ作品を出品、全国巡回展が開催される等、多方面に活躍している。
自身の幼少期の体験や思いに、大量生産・大量消費、情報社会や世の中の表裏など、
現代社会の内側に抱える様々な問題を、子どもをモチーフに作品として具現化している。数年前より、日本独自のハンコという文化に着目し、スタンプを使用しての創作をオリジナルの技法として取り入れ、そのスタンプにメッセージを込め創作、また新たに、球体関節人魚等立体作品の制作を始める等、精力的に創作活動を続けている。