「言葉の枠からこぼれ落ちたもの」をテーマに日本画や水彩画の絵具などを用いて制作を行っています。
何かを見て、聞いて、触れて、感じたあらゆることを言葉に押し込めて翻訳する作業はとても高度な作業だと感じたことから着想を得たテーマです。
言葉の枠からこぼれ落ちた何にも言い難いものは、モヤモヤという形で私たちの中から簡単に消えてくれるものではありません。その中にとても大切なものが眠っているのではないかと感じています。
言葉の枠にはないものを表現することで、こぼれ落ちたものがなぜモヤモヤとして残り続けるのかを探っていき、もっとモヤモヤの中にある大切なものを明確に捉えていきたいです。