パステルを使って、都会の黄昏や帰り道の風景など、日常の何気ないワンシーンを描いています。
忙しい毎日を過ごしていると、ふと立ち止まって空を見上げるような時間を忘れてしまいがちですが、そんな時に少しだけホッとできるような絵を目指して制作しました。
作品には人物がシルエットで登場することが多いですが、それは主役を描くというよりも、その場の空気を感じるための存在として置いています。
特定の誰かの物語ではなく、あなたの記憶や感情を自由に重ねられるような、そんな余白を大切にしたいと考えたからです。
光の滲みや影の柔らかさにこだわり、強い主張よりも静かな心地よさを感じてもらえるように色を重ねました。
この展示を通して、忘れていた自分の時間を取り戻すきっかけになれば嬉しいです。