五嶋伶那

五嶋伶那

Ryouna Goshima

五嶋伶那

Ryouna Goshima

専門分野
日本画

東京藝術大学日本画専攻に在籍する若き画家、五嶋伶那。彼の作品には、現代の日本画壇において希少な「純粋さ」が宿っていることが特徴だ。高校卒業までにデッサン、水彩、油彩といった専門的技術を複数習得した五嶋は、”子供が描く絵こそ『絵の本来あるべき姿』である” と感じ、子どものような純粋な気持ちを創作活動の中心に据え、描き続けている。幼少期から愛してやまない「龍(ドラゴン)」をモチーフに選び、技巧に溺れず計算を超えた直感的な表現を追求する姿は、現代美術が失いがちな根源的な力を呼び起こす試みともいえよう。 特に注目すべきは、五嶋が描く龍に宿る独特の魅力だ。伝統的な日本画の技法と現代的な親しみやすさ、そして今にも絵から飛び出してきそうな躍動感が見事に共存している。この表現こそが、鑑賞者を惹きつけてやまない彼の作品の核心だろう。2025年4月に開催された『五嶋伶那の龍展』では、出展作品が4日間で完売。この事実は、彼の作品に対する高い評価と、類まれなる才能を物語っている。 幼少期から現在まで一途に絵と歩んできた彼は、今もなお「絵を描くって、最高に楽しい!」と感じるほど、絵画の世界に魅了され続けている。まだ大学在学中でありながら、確かな技術と独自の世界観で日本画の新たな可能性を切り拓く五嶋伶那。純粋さを武器に、伝統と革新を融合させた彼の挑戦は、日本画の未来を明るく照らすものとして、今後ますます注目されるに違いない。

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