絵画を独学し、2019年より画家活動をスタート。
色鉛筆や水彩画等の繊細なドローイングと、自然が見せる いきいきとした色彩を基に、独自の世界観を表現。
物心ついた頃から嗅覚が発達していることに気づき、香りを辿って散歩することもしばしば。
元コンテンポラリーダンサー。
心の ”無色透明” の部分に触れることを大切にしている。自然から得る安らぎとバイブレーション、センス・オブ・ワンダー(神秘さや不思議さに目をみはる感性)を礎に制作に励む。
『自然と人との優しく親密な関係は、まるで古い友人のように、時に我が家のようにも感じられます。日常で自然に触れる機会が少ない人にも、その感覚にいつでも触れられる、または思い出せるような・・・制作やワークショップの運び方を、気がつくといつも考えているよう。それは義務ではなく どうしても情熱が向いてしまうこと・・・アーティストとしての喜びでもあります』
近年は制作と並行して、アート講師活動も。老舗の銀座伊東屋が主催するアカデミー、少人数のアトリエから国際ブランドまでワークショップを担当。”「上手/下手」のような価値判断を一旦脇に置き、自分の感性を最優先する” ことを中心に置く。シンプルな技法で感性を育む内容に定評。
『クラスでは、”観察”から入ります。モチーフを観ながら、色を塗りながら・・・自分自身を観察する。アート体験では、刻々と内面が変化していきます。自分がどの瞬間にどう感じるか。小さなことに気づくことがまず大切。理屈を越えて言語化出来ない感情もあると思います。そうやって 今みている世界をフレッシュな目で観ることができれば、新たな「何か」と出会えるかもしれません。私のクラスでは急がなくていい。ゆっくりが広がりを生むことがあるから』
表現で得た"気づき"が、今の見方を変えて成長に繋がっていく・・・そんなアート文化づくりにも力を注ぐ。