動物好きな私と多様性を秘めたポーセリンアートが出会い、作品の数々が生まれました。
紙や布・木と違って、絵の具が染み込まないお皿やタイルに絵を描く事は、ガラスの上にマヨネーズで絵を描き続けるような感覚です。
そんな独特のタッチで描き上げる作品は、高温で焼成するという過程を経て、紫外線・湿気・汚れに強い、飾る場所を選ばない絵画として完成に至ります。
まるでそこに存在するかのように、手で触れたくなるような———
色褪せることのない価値を持つ焼き物の絵画が、日々の生活をユニークに彩ってくれるように———
そんな想いを込め、毛の1本1本を細筆で描き針で引っ掻く独自の技法で、匂いや息吹きといった生々しい『生』の輝きを、愛で(めで)感じていただきたく願っております。
【略歴】
・神奈川県横浜市生まれ
・東京造形大学造形学部デザイン学科及び研究科 卒業
・長い介護生活の後、ポーセリンアートと出会い習い始める。
【個展】
2018年
・銀座にて初個展
【グループ展】
2011年〜
・東京(銀座・神楽坂)・神奈川(横浜・葉山)にてグループ展参加多数
2019年〜
・大阪・広島・埼玉のデパートにてグループ展参加
【受賞歴】
2017年・2020年
・日本キルンアート協会コンクール 優秀賞(日本ヴォーグ社)
2019年・2021年
・国際公募東京アート工芸 入選(国立新美術館・文春ギャラリー)
2024年
・公募ZEN展 優秀賞(東京都美術館)