書に携わり半世紀経ちますが、同じ墨でも和紙によって色の出方と滲み方が全く違う面白さに魅了され、イメージとマッチングした時は、この上ない達成感を感じます。
最近はテーマを決め 筆圧と筆勢、潤渇と余白に拘りを持って書くようになりました。
そして時には、ひと捻り加えて 観る人の心に響き ずっと記憶に残るようにと、筆を持つことが増えてきました。
又、教室開設から長い年月が経ちますと小学生が社会人になり上達は勿論、成長も見守ることができること。更に一般の方々とも共に年を重ねながら、書の道を楽しんでいけることが人生の喜びになっています。