ふと、目にした時、穏やかさと優しさに包まれたなら、写実でもない、抽象でもない、夢と現実の狭間へ、そんな絵画でありたい。
1958年横浜 中華街で生まれ育つ。
画家としての活動は30年ほど前でした、当時は個展、グループ展、美術展、駅ビルや百貨店など展示など精力的に活動を行い、画商も付いていましたが、当時、自分の絵画に疑問を抱き始め(何故、こんな絵しか描けないのだろう)と、悩む日々が続き答えは見つかりませんでした。そして、私は筆をおきました。
今思えば、自分の中にえがくイメージにスキルがついていかなかったのだと思います。
そして、15年間筆を持つことはありませんでた。
筆を置いて13年経ったある日、私の昔を知る人物からもう一度絵を描いて欲しいとオファーがありましたが、即座にお断りしました。しかし、彼はしつこく食い下がり、一年半の歳月が流れていました、ある日、訪ねて来た彼の手に数本の筆と絵の具が握られていました、その光景を目の当たりにした時、私は折れ、もう一度描く決心をしました、その時、私は60歳になっていました。