私の作品は伝統的な古典書道の筆遣いを取り入れた水墨画に、心情を投影する抽象の背景と日本画の技法をアレンジした彩墨画で「命が自然と調和する風景」をテーマにしています。
水墨や胡粉、岩絵具など千年以上続いている絵画様式の画材を使い、草書体の文字をモチーフとした霊木シリーズ、様々な人生を彩墨画の桜で表現した桜シリーズ、人の心の多面性を魚に模した金魚シリーズ、この3つの創作が全ての作品の軸となっています。
また、制作においては常に日本の伝統やそれを受け継ぐ命と自然への感謝を意識しています。油絵のように塗り重ねで誤魔化せない一筆の緊張感や自然現象とも言える「滲み」の形が作る奇跡が水墨にはあります。飛散した墨が描く人智の及ばない不思議な紋様は観る人の心の状態によって解釈が変わり、時には勇気を、時には慰めを、時には転機を迎えるきっかけとなるようです。
誰かの心に響き、同じ物が二つとない芸術である魅力が私の創作活動を支える動機です。
【略歴】
7歳で書海社に入会し書道を始める。
16歳で段位習得し財団法人日本習字学会全国書初中央展にて読売新聞社賞、埼玉県教育長賞、東京都知事賞等受賞。
短大卒業後金融機関に勤務し退職後、書法学院にて師範資格取得
第50回高野山競書大会準特選、産経国際書展特選など一般応募での受賞多数
現在は書道指導を休業し創作活動に専念している。
【出展歴】
2016.5 東京銀座画廊にて書法学院展覧会出展
2017.5 東京銀座画廊にて國際藝術書道学院第2回藝樹展出展
2018.5 東京銀座画廊にて國際藝術書道学院第3回藝樹展出展
2018.8 東京日本橋小津和紙にて東京水墨画会展覧会出展
2019.8 国立新美術館にて国際文化カレッジ全国公募日美展水墨画審査員奨励賞
2019.8 東京日本橋小津和紙にて東京水墨画会展覧会出展
2020.3 東京銀座第七ビルギャラリーにて個展「灯心(とうずみ)展」を開催
2021.9 東京日本橋小津和紙にて東京水墨画会展覧会出展
2021.10 東京銀座第七ビルギャラリーにて個展「潔斎(けっさい)展」を開催
2021.12 Amazon Booksにて作品画集「潔斎」を刊行
2021.5 宮崎県SAKURA.VILLA主催 Artist In Residenceに10日間参加