作品の根底には、不安、恐れ、悲しみ、せつなさ、苦しみ、妬み、憤り、内なる負の感情がある。
光を描くことで、より強く影を意識する。
優しく穏やかで、光に満ちた世界を描くことは、影の存在(さまざまな負の感情)と向き合うことであり、同時にこうありたいという願いを形にする作業でもある。
作中に描かれる人物や生き物はわたし自身、また絵を見てくれる鑑賞者でもある。
鮮やかな色彩と優しい光を追求し、筆は使わずに指などで描いている。
【略歴】
神奈川県生まれ。
2020年
・「冬の藝術展 2020」(みなとみらいギャラリー、神奈川)
2021年
・「現代作家によるサムホールの世界」(東京芸術劇場、東京)
2022年
・「創想展」 (東京芸術劇場、東京)