「生命とは何か」を主題に絵画制作を行っています。 更にその絵画がいかなる空間を作るのか、身体にどのような影響を与えるのかを、制作と展示を繰り返しながら考察し、創作を続けています。それは時に、人間という生命について考えを巡らせる作業でもあります。
生命が在るということ、それによって影響を受け形成される空間の有り様を、身体感覚を用いて追求するため、一方でコンテンポラリーダンスと舞踏を学び、ソロ活動を行なっています。
絵画制作の主なモチーフは鉱物です。鉱物は無機物ですが、結晶を増殖させ、圧力によって蓄熱する等、まるで生命体のようなバイタリティーを持っていると感じられることがあります。
また、鉱物は古くから人間の生活や信仰にも深く関わっており、その性質はあまりにも多様であり、それらを捉えきることは決して容易くはないと感じます。
そのような鉱物のバイタリティーを、身体感覚を通して画面上でとらえていくことは、自然世界における生命体の活動エネルギーと、私の身体が同調していくことのメタファーです。
『私が石ころを描き続ける理由』についてnote(ブログ)に詳しくまとめております。ぜひご覧くださいませ。
【 ブログ 】
2015年3月 / 京都市立芸術大学大学院美術研究科 修了
▼個展
2019年 /「生きる者たちを想う為」GALLERY TOMO (京都)
2019年 /「名前を知らない死者を想う為」 Gallery b. Tokyo (東京)
2017年 / " Moeko Machida Solo Show " Japan room project, Marsiglione Arts Gallery and TOMO Gallery(イタリア)
2016年 /「-何時か何処か今の此処-」ギャラリー知(京都)
▼出品
2021年 /「京都府新鋭選抜展2021」京都文化博物館(京都)
2020年 /「ART OSAKA WALL by APCA」一般社団法人日本現代美術振興協会(大阪)
2020年 /「濡れた地蔵PROJECT 土居大記×町田藻映子」海老原商店(東京)
2020年 /「ギャラリーへ行こう」数寄和ギャラリー(東京)
2019年 /「飛鳥の匠」展 招待作家 奈良県立万葉文化館(奈良)
2018年 /「シェル美術大賞」入選 国立新美術館(東京)
2015年 / 京都市立芸術大学卒業作品展 奨励賞 (京都)
2014-2018年 / ホテルグランビア大阪×京都市立芸術大学 アートワークスプロジェクト アートと眠る。アートが目覚める。 協力:アートコートギャラリー (大阪)
▼レジデンス・プロジェクト
2017年 /「飛鳥アートヴィレッジ2017」 犬養万葉記念館(奈良)
2016年 /《コウノイエ》プロジェクト襖絵制作 多田正治アトリエ+近畿大学佐野研究室 (熊野)
2015年 /「京都市立境谷小学校アーティスト・イン・レジデンス」
2014年 /「Feldstärke International2014」 PACT Zollverein パクト・ツォルフェライン(ドイツ)、montévidéo モンテビデオ(フラ ンス)、京都芸術センター(京都)