男は新聞を読みながら足を組み、椅子に腰をかける単なる物体に変わる。 新聞から男が読み取る情報は、空虚な既成概念の反復でしかない。そこで、「新聞を読む」という行為が単なる機械的なルーティーンに変わる。もはや思想は死んでいる。
|素材| 板にミクストメディアとアクリル
|キーワード| #人物画・肖像画 #モダン #都市 #モノクロ
社会のテクノロジーに閉じ込められた私達人間の日々の単調な生活をあえて「無機質な美」と捉え、これを芸術に昇華する作品を主に制作しています。 これ以外にも神話や宗教をテーマとした作品や、世界の廃墟や過疎地の風景をテーマとした作品など多様なテーマで作品を制作しています。
【略歴】 1975年 ・埼玉県浦和市(現・さいたま市)生まれ。 ・幼少時代にダリの絵を見て画家を志し美大を目指すも挫折。 ・その後地元の会社に勤めながら製作に専念し、公募展で新人賞や佳作賞などを受賞。