物心ついた2,3歳のときには、声が非常に出ずらく、絵や音楽を表現方法のツールとして当たり前に生きてきました。そして10代の頃から「愛とはなにか?」「平和とは何か?」さらには「無邪気な絵」というものを使命感のように追及したり発信しながら描いてきました。
そして年を重ねたある時一つの答えが生まれ、それらのテーマは一度終焉しました。
直後に「神話」と出会い、命のルーツや日本に代々伝わった叡智(それこそ何千年。何万年。元は宇宙・意識から?!。。)など、次世代に引き継げるよう作品に残したいという想いが、人生後半のテーマになりました。古代の絵は、洞窟や神殿の「壁」に描かれており、例えば狩りの成功・作物の実り・儀式の様子など「物語の一部を切り取ったワンシーン」が描かれ、生活においては重要な祭祀・祈りだったとも言われています。私自身もまたそのような想い、テーマで多くの作品を作っています。
絵に対しては、記憶や使命感的なものがずっとあり、それに役立てるために研究したり、24時間ずっとその題材について考えているところがあります。
古代から生まれ続け、残された古い伝統物。
毎瞬、新しく生まれる物。
一見相反する(信仰や思想はここで争いが生まれたりしますが)この繰り返し・多様性・死と再生こそが、宇宙や人の営みを脈々と創生してきました。
私が古来の石・植物画材と、近代のアクリル画材・電子機器を併用したり、じっくり描いたり・即興画を描いたりすることは、古今東西の和合・祈りを込めており、また根っからそういうのが好きな性分なんだと思います。
そして何より大切にしているのは「無邪気な絵」「無邪気な生き方」
これらは最も面白く他共に良い影響を与え合い、生活や心を豊かにする価値のあるものだと思っているので、魂の思うがままにのびのびと、これからもたくさんの作品を生み出していきたいと思います。
【略歴】
1992年
・成安女子短期大学造形芸術学科 イラストレーション専攻卒業
【グループ展】
1997年
・ギャラリーはねうさぎ・LOVE300人展出展
【3人展】
2007年
・京橋画廊
【個展】
2008年
・法然院 2008年以降は、毎年個展
【開催場所】
・應典院
・カリスチャペル(シオンの間)
・奈良県明日香村・犬養万葉記念館
・大手スーパーイズミヤ・
・関西のカフェ・ギャラリーで個展など他多数
2022年の6月末以降は、京都の黄檗宗大本山・萬福寺にて、アーティスト・イン・レジデンス滞在。以降は、運営・現場のサポート・アート御朱印に毎週通う。
萬福寺のアーティスト・イン・レジデンス香福廊の布弥のアート朱印・運営サポートは2月にて終了。
【ワークショップ】
・各地の講演会場、神社、寺院、教会等でライブペイント
・天然クレヨンづくりワークショップ
・2011年は被災地(南三陸・会津若松・郡山)でワークショップを兼ねた合同巨大絵画制作・ライブペイント
・国内海外の市民を巻き込んだアートワークショップ
【自作の出版物】
・詩集「心の扉がひらく時」
・絵本「ルルとプカの不思議な旅 ➀~➄シリーズ
・「アマテルと三輪山」
・「むかしの七夕さま」
・「いちりんの花」
・「交野ケ原ー天上からの贈り物」他