星宿花「カトレア」

米田和秀

カトレアの優雅な雰囲気が好きでここ数年は専らカトレアばかり描いています。
カトレアの優雅さを際立たせるために黄金背景(本金箔)の技法を用いて、刻印を施し、星の様に煋めく背景を表現いたしました。また、花瓶に使っているのは30年以上前に東欧のアンティーク店で手に入れたロイヤルコペンハーゲンです。
“私の作品「星宿る地」は、チベット高原の「星宿海」のイメージから冠したテーマで、標高4000mを超える山岳の高原には、夏といえども雪解け水が蒸発することのない大小の湖が無数に生まれ、夜には満天の星空が湖面に投影され、さながら湖に星が宿っているように見えるといいます。
私の住む町は、昔ながらの風情を保っていて、自然に包まれて、四季刻々と変容する光の中で、風景はいっそうの輝きを増しています。それらの風景を春夏秋冬、一心に描き続けることで、おのずと私の住む町は、私にとって「星宿る地」となりました。
このシリーズの前半は、枯れ木立ちの中の朽ち果てた小屋などをセピア調で描いた、やや暗調の侘びしい風景を基調としていましたが、3・11以降、緑色を基調にした明るい画風となり、女性が登場するようになります。近年は、標高二千メートルを超える高地湿原を取材し、生命あふれる、緑光のニュアンスを表現し、写実表現の中に幻想性を探求しています。”

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作品情報

作品タイトル
星宿花「カトレア」
作家名
画廊
制作年
2021年
技法
テンペラ画
号数
3号
サイズ
45.3×40×6cm
価格
132,000円
額装無 買戻し保証

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