銀座
村越画廊は昭和31年に銀座並木通8丁目で開業して以来、約60年、近現代の日本画を扱う企画画廊として営業して参りました。創業者、村越伸は横浜生まれ。戦前には江戸時代の文人画や書を扱う老舗で厳しい修業を重ね、戦後、小林古径、小倉遊亀、山本丘人、高山辰雄などの実力ある作家を扱う一方、横山操、石本正、加山又造、平山郁夫といった同世代の気鋭の才能を世に送る活動をしました。これら作家に共通するのは、しっかりとした古典の素養が基礎にある事です。
2005年、村越の長女、櫻井美穂子が画廊を引き継ぎ、以来、日本画に限らず、さまざまなジャンルの若手を応援しています。
もちろん、従来の取り扱い作家の優品を引き続き扱い、その鑑定も行っておりますので、何時でもお気軽にご相談下さい。
コレクターの嗜好も多様化し、アジアのアート界も活発に活動していますが、一時の流行に流される事無く、何十年経っても揺るがない仕事を続けて行ける作家を、これからも紹介して行きます。
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