2019年6月7日、透明水彩画家・古山拓が営む仙台のギャラリーatelier ARTIOは、テナントとして入るマンション漏水事故で休業を余儀なくされました。
幸か不幸か、直後に予定されていた銀座個展で作品を発表。多数の新たなご縁に恵まれました。展覧会終了後はARTIOの復旧に努め、トラブルから約1か月後に営業を再開することができました。
このweb展覧会は、そんな経緯を経た画家古山の新たな『スタート』を意識した展覧会となります。
日々の一瞬一瞬は過去へ過ぎ去ってゆく「ゴール」の連続です。
けれども「一瞬」は、未来への『スタート』でもあります。
本展が、今まで古山拓の描く水彩画を知り得なかった皆様と繋がるきっかけとなり、新しい縁のスタートラインになることを心から願っています。
<終了しました>
展示作品
作家紹介
【1962年】
岩手県生まれ
【1986年】
東北学院大学文学部史学科卒。古代地中海世界を専攻
【1986年~1989年】
アニメーション制作プロダクションに原画マンとして採用。
構図、デッサン等を現場で学ぶ。
当時の代表作は「ゲゲゲの鬼太郎」「ミスター味っ子」など。
【1990年~1994年】
広告制作プロダクションにイラストレーターとして採用。
様々な画材を広告の現場で習得する。
【1994年】
フリーランスイラストレーターとして独立。
旅風景を水彩で描き始める
【1997年~2018年】
初個展「地の果てからの手紙-英国南西部の旅」
以降、現在まで東北の百貨店、銀座の画廊等で毎年個展開催。
百貨店/仙台藤崎・盛岡川徳・山形大沼。
画廊/銀座:ギャラリー喜久田・彩波画廊・ギャルリサロンドエス
仙台:晩翠画廊
岡山:ぎゃらりーかしく)
【主なクライアント】
フィンランド航空 森トラスト パラマウントベッド 日本郵便 JR東日本など
【主な出版物】
児童書「しゅるしゅるぱん」(絵/福音館書店)
絵本「あなたの一日が世界を変える」(絵/PHP研究所)
絵本「交響曲『第九』歓びよ未来へ!」(絵/PHP研究所)
絵本「ツキを呼ぶ魔法の言葉」(絵/マキノ出版)
水彩画集「水彩で描く美しい日本」(水彩画掲載/日貿出版社)
画文集「子規と歩いた宮城」(著/丸善仙台出版センター)
画集「広瀬川小さな旅」(著/ランズエンド)
画集「七ヶ浜小さな旅」(著/ランズエンド)