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小林大悟 個展

Gallery美の舎では2020年最初の展示として、1月14日(火)より 小林大悟 個展 かしこの真似び(と、穴ぼこ)を開催いたします。ユーモラスで、弾むような色彩と渋みのある佇まい。日常のかたわらに小林大悟の生み出す動物達がいたらいいのにと、作品を観た多くの方が思う事でしょう。美の舎では2度目の個展となります。皆様のご高覧をお待ちしております。

作家より
謹啓 他者の創作物について思いを述べる事はさほど苦ではないのに、いざ自作や自身のテーマについて語ろうとすると筆が止まる。このむずがゆさはなんなのでしょう。言葉で言い表せない「当て所のない感覚」を非言語の領域で表せないかとせかせか絵筆を動かしているので「語ろうとすると吃ってしまう」のは致し方ないのかもしれません。 とは言え自作を語らざるを得ない場面は多くそんな時は 「日本画材である岩絵具の持つ凹凸感物質感に惹かれ、古今東西の動植物(空想・実在問わず)を風景の中に据えて構成した作品を描いている。今回の個展では新作を中心に20点程展示する予定。」などと説明的に述べる。あるいは 「ひらがな表記の かしこ は 賢、畏、賢、 意味がゆらゆらと揺らぎます。このゆらゆらを真似るように絵の具と戯れて、飛び、跳ね、泳ぎ、潜り、眠るいきものたちと、彼らを包み込む世界をそこ彼処のパネルに描き留めました。」 と感性のまま綴ってみます。 回りくどいながらあえて併記することで生じる「割り切れなさ」こそ、自作を体現する言語表現なのかもしれないと思った次第です。

 

 

会場
Gallery 美の舎
会期
2020.01.14 ~ 2020.01.26
時間
12:00-18:30(初日13:00より,最終日17:00迄)
休廊日
20日、21日は休廊
住所
〒110-0001 東京都台東区谷中1-3-3 カサセレナ101
TEL
03-5834-2048

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