おはようございます、月見酒に憧れる油絵×心像画家の中西宇仁です^^
今回は、日本橋アートに載せている作品の1つ。
” 8月花札 芒と月 ”
についてお話していきたいと思います。
花札シリーズは、僕が初めて個展を行った時に出展した作品で今でも思い出深い作品です。
【花札とは?】
子供の頃、お正月などで遊ばれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
昔は賭け事でも用いられ遊びとして広がっている日本特有のゲームとして知られております。
札には1年を1ヵ月毎に分けられておりそれぞれ意味があります。
花鳥風月とも呼ばれ自然の風景や風流が描かれておりますね。
「花札に込められた想いをカタチに展」として、初個展デビューした個人的にも思い出深いテーマです。
( 一般的な8月の花札 )
【 8月の花札:芒に月 】
芒(ススキ)は、秋の七草の1つ。
この札のモデルになった山が京都にあり
鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰とされており昔は、はげ山と呼ばれていたそうです。
十五夜の月見を表しているらしい。
綺麗な月を高原に横たわり見上げている様子を表現しました。
【 作品内容 】
9月の後半から少しずつ涼しくなり秋の足音が聞こえてきますね。
虫の音色が心地よい音楽となり静けさに身をゆだねる。
丁度良い涼しさなのでついつい横になりたくなる。
真上を見上げるとそこには綺麗な真ん丸なお月様。
夏と冬の短い季節をゆっくりと堪能したくなるようなそんな夜。
こんな夜には、月見酒(*´ω`)
【 作品工程 】
この作品もキャンバスに塗る前にモチーフの整理と深堀をしていきます。
自分の想いとリンクさせていきます。
それが終わったら絵の具を塗っていきます。
①下塗り
大まかな配色を行います。
夜中に浮かぶ月
芒は、上乗せして描くので背景は夜一色にしています。
②本塗り
8割程、進んできています。
あとは、仕上げ!!
③完成
僕は絵の具の中でも青色が一番好きです。
黄色など明るい色に比べると変幻自在な姿に変えることができるので楽しいです^^
【 最後に 】
この記事を最後まで読んでくださった方にまずお礼を申し上げます。
何かしら惹かれるものがあると感じ読んでくださったのかなと思います。
絵画は、日用品のように実用性があるものではありません。
歌のようにカラオケで歌うといった実体験を得られるものでもありまえん。
僕は、絵画は”言葉なきパートナー”のような存在だと考えています。
絵を観た時に「綺麗だな~、癒されるな~、活力が湧くな~」など何かしら内なる心に訴えかけるものがあります。
また、そのうったえも観る人の心境により変化します。
疲れている時に観ると励まされるような感覚
普通な時でも意識を鮮明にさせてくれるような感覚
ゆっくりしたい時は、ただただ集中して癒しを与えてくれるような感覚
特に僕の絵を観賞・ご購入される方で皆さんがおっしゃるのは「中西さんの絵には、エネルギーを感じる」
「他の絵にはないものがある」とおっしゃって頂けます。
僕は、画家として生活できることが中間目標ですがその先にある目標として”アートで活力を広める”があります。
その為には、アートチームを結成し社会的地位の確立が必要です。
アートチームを作る為には、絵画教室のようなコミュニティを作る。
コミュニティを作る為にはアトリエを作る。
アトリエを作る為には画家になる必要があります。
僕にとって絵とは、生きる事そのものです。
画家として生き画家として死ぬ。
その為の行動として、自作HPを立ち上げ人の救いや助けになれるような情報を発信しております。
ご興味あれば僕のHPもご覧いただけると嬉しいです^^
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油絵×心像画家×中西宇仁
継続して掲載作品についてまた記事を載せていきますので
今後ともよろしくお願いします!!
では、失礼します♪