2011年「生活に身近なところに芸術を」をテーマに、雑貨や衣服をキャンバスとした「着るアート、身につけるアート」の作品を制作。
美術館やギャラリーの展示よりも地下鉄駅など、生活に近い場所での活動に興味を持ち、地域のアートイベントなどに出展するなどして、長くスタイルの模索を繰り返す。
2019年《マジックトラベル絵画》と《タイムトラベル絵画》を発表。ニ場面を一つの画面に同時に納め、鑑賞者はライトを当てる事で鑑賞が可能になるこの作品で、同年、初めて描いたF100号キャンバス作品《裸》が大阪府知事賞を受賞。作家業を本格化する。
また、個展にて、「オリジナルキャラクター」が「日常のふとした隙間(光景)」から別の世界の入り口へと誘われ、未来の可能性を選択する様なストーリーを絵画と同時に展示発表する表現を開始。 2020年には、絵の具の流動性や偶然性を利用して描かれたアクリル画が、2021年には、水彩画とデジタル画をデジタル上で組み合わせたフォトコラージュ作品が、京都国際映画祭にて、ノミネート選出。
この際にアクリル画とデジタル画を織り交ぜた《デジタルカメレオンシリーズ》という独自のスタイルを確立した。 2022年現在、《デジタルカメレオンシリーズ》やこれまで描いたデジタル画のNFT化を開始。
新作に向けて鑑賞者から写真素材を募集するなど、活動を続けている。
【略歴】 1991年 ・京都府、日本出身 2013年 ・京都造形芸術大学 情報デザイン学科 先端アートコース卒業
【個展】 2022年 ・HonamiWatanabe、Metaverse on Cyber 2019年 ・歌と光の記憶、京都恵文社一乗寺店、京都、日本 ・光の夢、THE TERMINAL KYOTO、京都、日本 2017年 ・CUT、京都ギャラリー美容室 ToughHair 、京都、日本
【グループ展】 2021年 ・京都国際映画祭2021 京都市京セラ美術館、京都、日本 ・同時代展、同時代ギャラリー、京都、日本 2020年 ・京都国際映画祭2020、祇園花月、京都、日本 2019年 ・ZERO展2019、大阪市立美術館、大阪、日本 ・ZEN展、東京国立近代美術館、東京、日本 ・一周年企画、カフェギャラリーきのね、大阪、日本 2018年 ・月会3月展、カフェギャラリーきのね、大阪、日本 ・月会12月展、カフェギャラリーきのね、大阪、日本
【受賞】 2019年 ・大阪府知事賞、ニューアートZERO会、大阪、日本
「熊人 kumaudo」渡邉帆南美
80,000円
「熊蜂」「熊蝉」など「熊」という言葉は大きくて強いものにつけられます。その事から大きくて強い人の姿を連想してこの名前をつけました。絵の具の流動的な偶然性を活かして描いています。