「言葉の枠からこぼれ落ちたもの」をテーマに日本画や水彩画の絵具などを用いて制作を行っています。 何かを見て、聞いて、触れて、感じたあらゆることを言葉に押し込めて翻訳する作業はとても高度な作業だと感じたことから着想を得たテーマです。 言葉の枠からこぼれ落ちた何にも言い難いものは、モヤモヤという形で私たちの中から簡単に消えてくれるものではありません。その中にとても大切なものが眠っているのではないかと感じています。 言葉の枠にはないものを表現することで、こぼれ落ちたものがなぜモヤモヤとして残り続けるのかを探っていき、もっとモヤモヤの中にある大切なものを明確に捉えていきたいです。
1992年生まれ 神奈川県出身。2016年女子美術大学芸術学部美術学科日本画専攻卒業。
2022年7月17(日)〜24(日) 「COFFEE ritmos」にて初個展。
【グループ展】 2022年 「2022 Zero展 0号展」大阪市立美術館、大阪 「春の温泉×抽象画 100人展」Picaresque Art Gallery、東京 「ACTアート大賞展2022」The Artcomplex Center of Tokyo、東京 「絵のある生活vol.17 」UPSTAIRS GALLERY、東京
【受賞・入選歴】 2022年 「2022 Zero展 0号展」 入選 「ACTアート大賞展2022」佳作
「Melty Mind」mtdk
非売品
「Light and Gap」mtdk
覆われたものが剥き出しになっていく様を捉えたような絵を描きました。
岩絵具特有の粒子の細かさやザラザラとした感触でこの表現は成り立っていると思います。
(岩絵具、水干絵具、胡粉ジェッソ、麻紙使用)
隙間から見える光のような絵を描きました。
色がたくさん重なり合うことで、陰のような色合いを表現し、色が重なっていない部分や紙の色を残した部分を、光のような表現にしました。
岩絵具自身も一粒一粒が光を複雑に反射しているので他の絵の具よりも光を感じることができる作品です。
(岩絵具、水干絵具、麻紙使用)