実家を取り巻く山々、小さくも大きくもない川が流れる
自然豊かなところで育ちました
木に登り、虫を捕まえ、基地を作り、山を探検する
夏休みは朝から晩までそんなことばかりで
キラキラした生活を送っていました
父はいつもクレヨンで絵を描いてくれました
ピエロのビックリ箱のイラストがお気に入りで
他にもスケッチブックにいろんな絵を描いてもらい
わたしもこんな風に描けるようになりたいなぁと思いました
小学校に入ると、テレビアニメが好きになり
ジェッターマルス、ガンバロン、勇者ライディーン、銀河鉄道999、
ゲゲゲの鬼太郎、怪物くん、ウルトラマン80など、夢中になり
描くことよりも観ることが好きになりました
18年前、永沢まこと方式ペンスケッチと出会い人生が一変しました
それまで「これが好き、○○したい」と言えるものは何もなく
今思うと何だか、味気ないモノでした
ペンによって描かれた軽妙な筆致、鮮やかな色使いは
わたしを楽しい気持ちにさせ
幼少期に味わったキラキラした気持ちが蘇りました
自分にも描けそうな気がして描いてみました
その時から、わたしは絵描きになりました
人生はいつ、どこで、どうなるかわからないという体験が
わたしを大きく変え、豊かに生きること、挑戦する機会を与えてくれました
自分と向き合い、信じ、揺らぐことなく描いていきたいと思います
【コンセプト】
自分の好きなことで対価をいただくようになり、約10年が経ちました
仕事とはいえ、自分なりに解釈し、誇り高く、楽しく描いてきました
順風満帆に
2019年、ある人の言葉をきっかけに
表現者としての自分の存在について
考える必要があると思いました
自分と向き合い、問いかけ、悶々としました
「好き」だから描く
これが自ずとでた現在(いま)の答えでした
描いていくうちに信念とやらが見つかるかもしれないし
死ぬまで「好き」のまま終わっちゃうかもしれないし
ただ…
悲しい気分の人の気持ちを明るくすることができる
眩しいほど雰囲気を明るくできるような
明るいヨゾラ(夜空)を描いてみたい
そのためには、楽しく明るい気持ちで描いた方がいいと思う
だから、好きなことをとことんまで楽しみ続ける
これが現在のわたしが考える、表現者としてのあり方です
2021年1月17日
ブログ
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【略歴】
線画家 もんでんゆうこ
1971年生まれ 長崎市出身
国立療養所刀根山病院附属看護専門学校卒
【個展】
2007年
・1st Exhibition もんでんゆうこ展『でんでんオモチャ箱』 ギャラリーオーク 東京
2008年
・2nd Exhibition もんでんゆうこ展 ギャラリーオーク 東京
2009年
・Exhibition もんでんゆうこスケッチ展 カフェCHAM TIMEギャラリー 東京
2013年
・4th Exhibition もんでんゆうこ展 東京sketch線描画 でんでんオモチャ箱 ギャラリー小花譜 東京
【グループ展】
2008年
・絵と水彩で描く…SHINJUKU十八景!
・朝日カルチャー新宿・永沢まこと教室展 ギャラリーフォンテーヌ 東京
2009年
・絵と色彩で描く TOKYO三十六景展!
・朝日カルチャーセンター新宿、池袋コミュニティカレッジ 永沢まこと教室展 ギャラリーフォンテーヌ 東京
2018年
・3rd christmas Art Competition in YOKOHAMA 横浜赤レンガ倉庫