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Miu Shinoda

Miu Shinoda

私は作品を通して、「喜び」という人間の共通の感情と「逃避」の行動とを対峙させたいと思っています。人間が持つこの感情と意識を興味深く思っています。

喜びの象徴として「植物」をモチーフに選び、過剰な「喜び」そして「逃避」を求めた瞬間のイメージを抽象性と具象性を共存させ、人間の意識を絵画上で表現しています。
 
 
人は様々な場面で喜びを感じます。
時に嫌なことに直面した際、強い喜びを感じることで心理的に「逃避」(防衛規制行動)しようとすることもあります。私自身、ネガティブな感情から逃れるために無意識にとった行動が絵を描くことであり、それは自分に喜びを与えてくれる行為でした。

これまで私たち人間は、人生を豊かにするために様々な形の娯楽を生み出してきました。
近年では、IT社会の発展やスマートフォンの普及により、娯楽が身近なものになってきました。

日本は特に娯楽文化の豊かさを感じます。
カラオケ、パチンコ、漫画、テレビ、ゲーム(テレビ・カード)、折り紙、ペットブーム、コンセプトカフェ、sex
industryとしての風俗、など様々な娯楽やサービスが充実しています。

日本で古来より信仰されてきた仏教の精神は、「すべては苦しみである」という言葉から始まります。それは「私たちの世界には思い通りにならないことが多々ある」という前提に基づいています。その苦しみからの逃避を求めた結果、娯楽の過剰供給が生まれ、たくさんの「娯楽」が発展したのではないでしょうか。

私たちの世界を見渡すと、不平等や矛盾に気づき、罪悪感を感じます。
しかし喜びの瞬間には、それらから逃避しているのです。

作品を通して、人生や社会、感情や意識と向き合う時間を鑑賞者と共有したいと思っています。

略歴▼
1988年/ 静岡生まれ。
リヨン(フランス)を拠点に活動する日本人アーティスト。
パリ、ニューヨーク、東京などでグループ展やイベントに参加。
シャンパンのエチケット(パッケージ)に作品を提供、レストラン内の壁画、子供
向けの美術教室を開催、アーティストとのコラボレーションなども行なっている。

岡山の酒蔵 利守酒造さんの「酒一筋」とコラボレーション。  販売サイト   
(  miushinoda.com  にもリンクを貼っています。)

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