一時期、絵を描けなくなったときがありました。新しいものを描く気力がなく、それでも何かを描いていたくて、モチーフを探し、空を描こうと思いました。

空は毎日移り変わり、いつでも美しい瞬間をもっています。

空を見上げて毎日絵に描き、100枚を描き終えるころ、苦しい日々を乗り越えられました。

心に希望が芽生え、夏がやってくる気配を感じた初夏に描いた一枚です。

（デジタルアート、キャンバス印刷）

雨上がりの葉っぱから落ちる水滴の美しさを立ち止まって見るとき、その水滴の密やかな音や動きを感じて描きました。静かに潜む美しい存在と出会う喜びと緊張感を描いています。

（デジタルアート、キャンバス印刷）

魔法使いが集めた星の光を描きました。

世界には自分の知らないもの、気づいていない幸福がたくさんあって、そういうものが生きる力になったり元気をくれる光になると思い描きました。

（デジタルアート、キャンバス印刷）