私は作品の鑑賞者が、自身の穏やかさに気付くことをテーマとしています。 外で絵を描いている時に出会った知らない人と話す時間は私の宝物です。 私のことを何も知らない人が優しく笑ってくれて、私は何も知らない彼らのことを思い出しながら、家族や友人に話します。 私は彼らの名前を知らないし、顔を思い出すこともできません。どこかですれ違っても気づくことはないと思いますが、私は彼らと話すたびに大事な人が増えていき、皆が誰かの大事な人だと気づくのです。 こうして見つけた優しい時間の重なりを描くことで、何気ない日常の穏やかさに気づき、美しい日々を紡ぐことが出来ると考えております。
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▼略歴
2012年以降 グループ展に多数参加 個展 2016年 『しまうまの目』(アートコンプレックス・センター/東京) 『視野の話』(アートコンプレックス・センター/東京) 2018年 『優しい時間』(ゆう画廊/東京) 2019年 『知らない人と話す時間』(ギャラリー椿/東京)
「赤い建物」権守ひかる
22,000円
「雨のにおい」権守ひかる
23,000円
現地でじっくりと楽しみながら制作しました。
部屋の窓から見える風景です。