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インタビュー

川野裕一郎

Yuichiro Kawano

川野裕一郎

遊戯の思考と円環~認識と現実の隔たり
花、グラス、テーブルといった日常世界を構成するモチーフや風景、人物、水滴、風、光、記号など様々なものが対象である。自在で気まぐれな線描やシミの戯れのような手法で描くこと。円環のように繰り返し形が連なったり画面上のモチーフたちは絵画の中で確かな形態と意味を獲得して静物でさえも感情を持っているかのように生き物たちとともに空間に浮遊する。描かれるべき事物の体系
描かれた世界との差異に着目して眼差しをズラす事やはずす事で記号に近づけて翻訳することで同じ地平にもうひとつの世界の存在を示唆する。美術教育の過程で学んだオーソドックスな写実からの離脱を試みて対象を切り刻む事によって改造した絵画空間と有機的な生命のエネルギーを想起させて繊細で不安定なドローイングによって成立する。無作為な落書き風の外観から憎悪、発展への懐疑の表明と徹底した無垢な視線で日常生活をみすえて思考とジェストの遊戯を展開し続けていきたい。

1965 東京生まれ。
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、安宅賞・O氏記念賞・卒業制作大和銀行(現りそな銀行)買上げ
国展出品〜以降毎年
1992 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
   同大学非常勤講師〜1994(この間、藝大取手校舎勤務のため流山市松ヶ丘に居住する)
東京セントラル美術館絵画大賞展/優秀賞
第13回上野の森美術館大賞展展優秀賞

▼近年の展覧会
個展 画廊 憩いー佐賀
国展ー国立新美術館
13の視線展ーギャラリー向日葵
アジア美術家連盟日本委員会展ーアジア美術館
韓国金海市 交流展
日米パステル交流展ー門司ギャラリーオリーブの木
グループ展ー門司ギャラリージラソーレ
国内外で個展、グループ展など作品発表多数

現在 東亜大学芸術学部教授 国画会会員 アジア美術家連盟会員
下関市在住

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